秋の彼岸法会 

令和2年9月20日(日) 10時〜

仏教ではあの世のことを彼岸(ひがんー仏様やご先祖様がおられる悟りの世界)、この世のことを此岸(しがんー迷いや煩悩がある私たちのいる世界)と言います。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈むことから、彼岸と此岸がもっとも近づく日とされていて、お彼岸の中日(ちゅうにち、なかび)になります。そして、それぞれ前後3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間になります。

お彼岸には、ご先祖様に感謝をしてお墓参りなどご供養をし、さらに私たちも彼岸(悟りの世界)に行くことができるように心のトレーニングをします。
そのトレーニングとは、お釈迦様がありとあらゆる善を6つにまとめられた、六波羅蜜(ろくはらみつ)という訓え(おしえ)を学び実践することです。

布施 人のために惜しみなく施すこと 優しいまなざし・笑顔・思いやりのあることば遣い・お手伝い・相手の気持ちになる・座る場所を譲る・おもてなしをする・知識や教えなどを伝える・金品の寄付など見返りを期待せずに自分ができることをする。
持戒 約束や規則を守る 殺生をしない・盗まない・淫らなことはしない・嘘をつかない・お酒を飲まないなど 心身ともに自分で自分を管理する。
忍辱 忍耐 愚痴を言わない、ふて腐れない、怒りや恨みを持たない、やり返さない、優越感を持たない、有頂天にならないなど 一呼吸おいて自分を省みて行動する。
精進 怠けない 心に決めた目標や与えられた使命を怠けず、一生懸命に努力して進めていく。
禅定 心を安定させる 高ぶることなく落ち込むことなく、雰囲気に流されずに、常に心を平静に保つ。
智慧 真実を見る力を養う 布施・持戒・忍辱・精進・禅定の行いを通して、自分はどうすれば良いか、人に対してどうすれば良いかという行動を、かたよらない心で正しく判断する。

一日にひとつずつ実践し、正しい心を育てていきましょう。

当山ではご先祖様や諸霊方にもお釈迦様の訓えをお伝えして、安らか境地に入っていただけるように1週間前から前行に入ります。
どうぞお誘い合わせのうえご参集ください。